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LSJメンバーの皆様 10月4日(金) 17:45分からClark Center S360にて第80回LSJセミナーを開催します。 今回の演者は、京都大学の長田重一研究室で助教をやっておられる鈴木淳先生で、演題は「細胞膜リン脂質のスクランブル」です。 細胞はアポトーシスで死ぬ際に、後始末を周囲の貪食細胞にお願いします。 "Eat me" シグナルと言われる、食細胞を活性化させるリン脂質を提示することで積極的に自分を食べてもらいます。 本セミナーではその「自分を食べて下さい」と言うシグナルをどのように活性化させるのか、通常はどのように隠しているのか最新の研究成果を紹介していただく予定です。鈴木先生の講演を聴き、立つ鳥後を濁さずの日本人の美しい概念を今一度思い出しましょう。 LSJオーガナイザー 藤井耕太郎 ーーーーー 第80回 LSJセミナー 日時:2013年10月4日(金)17時45分(17時30分開場) 場所:Clark Center S360 参加費:無料(TOMYさんに日本のお菓子とドリンクをご提供いただきます) (演題名) 細胞膜リン脂質のスクランブル (演者)鈴木 淳 (Jun Suzuki) (要旨) 細胞膜は脂質二重膜から成っているが、その膜を構成するリン脂質は非対称性を有しており、ホスファチジルセリン(PS)はATP依存的な酵素により細胞膜の内側に、ホスファチジルコリンは細胞膜の外側に存在している。しかしながらこの非対称性は生体内において様々な局面で崩壊し、PSは細胞表面に露出する。アポトーシス細胞において細胞表面に露出したPSはマクロファージによって貪食されるための目印として機能し、活性化した血小板において露出したPSは血液凝固因子が機能するための足場として機能する。このPSの露出の過程には、リン脂質を双方向に区別なく輸送する(スクランブルする)タンパク質の存在が必要であると30年前から考えられていたが、その分子的実体は全く分かっていなかった。我々は、このリン脂質のスクランブルを実行するタンパク質を同定することを目的として研究を進め、2010年に活性化した血小板においてPS露出を実行するタンパク質、2013年にアポトーシス細胞においてPS露出を実行するタンパク質を同定した。本講演では、これらのタンパク質の機能、発見の経緯についてお話したい。 ---
by lifesciencejapan
| 2013-10-04 19:00
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